山形県にある蔵王の樹氷は、雪と氷に覆われた幻想的な景色が見れる人気スポット。
スキーやスノーボードをしなくても、「蔵王ロープウェイ」に乗れば気軽に樹氷を楽しめます。
そこで、こんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
- 蔵王樹氷へのアクセス方法は?
- 車や電車・バスで行ける?
- どんな服装で行けばいい?
実際に行こうと思うと、蔵王の樹氷までの行き方や防寒対策がわからず不安な人も多いですよね。
私も初めて訪れたときは手探りでしたが、レンタカーで向かって無事に樹氷観賞を満喫してきました!
この記事では、その体験をもとに
- 蔵王樹氷への行き方(車・電車+バス・ツアー)
- 寒さ対策の服装・持ち物
- 現地で感じた感動ポイント
をわかりやすく解説するので、蔵王の樹氷を見に行きたい方はぜひ旅の参考にしてくださいね。
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蔵王樹氷への行き方
まずはじめに、蔵王の樹氷への行き方についてご紹介します。
蔵王の樹氷へは、直接車で行くことはできません。
車やバスで蔵王温泉にある「蔵王ロープウェイ山麓駅」まで行き、ロープウェイに乗って樹氷のある山頂を目指します。
蔵王ロープウェイ山麓駅までのアクセス方法は、主に3つです。
- 車で行く
- 電車+バスで行く
- 樹氷鑑賞ツアーに参加する
ご自身の旅行スタイルに合った、蔵王の樹氷までの行き方を見つけてみてくださいね。
①車・レンタカーでの行き方
| 出発地 | 所要時間(目安) | 距離 |
|---|---|---|
| 東京 | 約5時間 | 約380km |
| 仙台 | 約1時間半 | 約80km |
| 山形駅 | 約45分 | 約25km |
| 会津若松 | 約2時間 | 約120km |
車で蔵王ロープウェイ乗り場へ行く場合の、主な出発地からの所要時間と距離をまとめました。
ロープウェイの近くには、合計約150台が駐車できる蔵王ロープウェイ公式駐車場があります。
冬の山道は凍結していることが多いため、スタッドレスタイヤやチェーンの準備は必須です。
私は仙台でレンタカーを借りて蔵王温泉へ向かい、ホテルへ泊まった翌日に樹氷を見に行きました。
なんと、「ロープウェイ乗り場へ行くなら、ホテルの駐車場に停めたままでOKですよ」と言ってもらえて駐車料金もかからず便利でした。
\ロープウェイまで徒歩5分の好立地ホテル/
「たかみや瑠璃倶楽リゾート」
私が泊まったのは、蔵王ロープウェイ山麓駅のすぐ近くにある「たかみや瑠璃倶楽リゾート」。
無料駐車場付きでアクセス抜群、ロープウェイまでも徒歩5分ほどで行けます。
露天風呂からは雪景色が眺められ、樹氷観賞の前後もゆったり過ごせるのが魅力でした。
②電車+バスでの行き方
| 区間 | 所要時間(目安) | 所要時間 |
|---|---|---|
| 東京駅→山形駅→蔵王温泉 | 約3時間15分 | 東北新幹線+山交バス |
| 仙台駅→山形駅→蔵王温泉 | 約1時間45分 | JR仙山線+山交バス |
| 山形駅→蔵王温泉 | 約45分 | 山交バス |
電車+バスでの行く場合の主なルートは、山形駅からバスで蔵王温泉へ向かう方法です。
山形駅から蔵王温泉まではバスで約45分、蔵王温泉のバス停からロープウェイ乗り場までは徒歩5〜10分ほど。
雪道の運転が不安な方でも安心して行けるのが嬉しいポイントです。
ただし、蔵王温泉行きバスの本数は1時間に1本ほどなので、事前に時刻表を確認しておくと安心。
また、混雑するシーズンは満席になることもあるので、できれば早めの時間帯の便を選ぶのがおすすめです。
③樹氷ツアーを利用した行き方
アクセスもチケット手配も全部まとめてラクにお願いしたいなら、日帰りまたは宿泊付きの樹氷ツアーがおすすめです。
東京・仙台・関西などの主要出発地からプランが用意されており、効率よく観光できます。
「車の運転が不安」「初めてで道に迷いたくない」という方でも安心して参加可能です。
冬季限定のツアーも登場しているので、ご自身の旅スタイルに合ったプランを探してみてください。
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蔵王樹氷の現地体験レビュー
- 蔵王樹氷を楽しむための服装と持ち物
- 蔵王樹氷の感動ポイント
ここからは、私が実際に蔵王の樹氷を訪れた体験をもとに現地の観光レビューをご紹介します。
私も行く前はたくさん調べたので、これから蔵王の樹氷を観光予定の方にとって参考になれば嬉しいです!
蔵王樹氷を楽しむための服装と持ち物

- スキーやスノボウェア並みの防寒が必要
- 防水のスノーブーツ・厚手手袋・ニット帽
- マグマカイロやマスク
私は1月に樹氷を見に行きましたが、昼間でも山頂の気温はマイナス8度という極寒の世界でした。
快適に樹氷を見るためには服装の準備が何より大切なので、これでもかというくらい防寒をして行きましょう。
実際に私は、ヒートテック2枚(1枚は極暖)、分厚いニット、ウィンドブレーカー、ダウンジャケットを重ねました。
足元も冷えるので靴下を履いてからタイツ2枚(1枚は極暖)、ウィンドブレーカー、足裏にはカイロ2枚貼り。
特に、猛吹雪や風が強い日はマスクやネックウォーマーがあると顔の冷えも防げます。
私の場合、これだけ準備して行ったおかげで極寒の山頂でも耐えられて、思う存分樹氷を楽しめました。
蔵王樹氷の感動ポイント
- 一面に広がる「スノーモンスター」が見られる
- 極寒の非日常的な世界を体験できる

蔵王ロープウェイで山頂に着いたとき、私が訪れた日はあいにくの猛吹雪。
ホワイトアウトする時間もあり周りは暗く、最初はすぐ近くの樹氷だけ見えていました。

「スノーモンスター」と呼ばれるだけあって、自然の力でつくられた樹氷は迫力があります。

山頂にあるものはすべて氷で覆われていて、まるで異世界に来たような光景でした。
また、マイナス8度の世界では髪の毛やまつ毛も凍ってしまうという極寒地ならではの体験も(笑)

お地蔵さんもこれまでにないほど氷をかぶっていて、一緒に写真を撮る人の列ができるほどの人気スポット!
そして、せっかく山頂までやって来たので、少しでも天気が良くなるまで粘ってみることに。
山頂にはカレーやラーメンが食べられるレストランがあるので、昼食がてら身体を温めて時間をつぶします。
アプリで天気予報を見ながら、風が止まって少し晴れ間が覗いたタイミングで外に出てみると…

まだ曇ってはいますが、遠くの方まで一面に広がる樹氷が見渡せました!
快晴ではなかったものの、その幻想的な光景に感動。待ってよかったと思える瞬間でした。

最後に「ZAO ROPEWAY」モニュメントの前で写真を撮り、帰りのロープウェイに乗りました。

下っている間、時間が経つごとに晴れ間が見えてきて悔しくなりましたが、非日常的な体験ができたので満足です。
どんな天気でも、寒さと雪を全身で感じながら見る蔵王樹氷は、一度は訪れる価値のある冬の絶景です。
蔵王樹氷への行き方まとめ
- 蔵王樹氷は山形駅から車やバスで約45分
- 蔵王温泉へ泊まればロープウェイ乗り場までスムーズ
- 蔵王温泉へ向かうバスの本数は少ないため注意が必要
- アクセスもチケット手配も任せられるツアーもおすすめ
蔵王の樹氷は、アクセスや服装などいくつかのポイントさえ押さえれば、初めてでも安心して訪れることができます。
しっかり準備して行けば、蔵王の大自然がつくり出す「氷のモンスター」の絶景を存分に楽しめますよ。
冬の蔵王でしか見られない幻想的な樹氷を、ぜひ次の冬に体験してみてください。
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